秕糠性脱毛について
「秕糠性脱毛」とは、フケが異常発生し、頭皮がべたつくといった抜け毛の症状で、都会人に急増しているのだそうです。
ホコリや排気ガスの多い生活環境や、食べるものも脂っこいものが多くなっている現代人独特の「はげ」の症状で、血液中のコレステロールが多く、血行が悪くなることによって起こる脱毛症です。
フケは新陳代謝によって起こるもので、健康な皮膚も痛んだ皮膚も頭皮が角質化して剥がれ落ちます。しかし、角質化した頭皮が正常なサイクルで剥がれ落ちるときには肉眼では見えない大きさですから、フケが異常発生しているような場合は、頭皮が正常な状態ではないという事になります。
フケは、乾燥性のフケと、脂性のフケがありますが、頭皮を清潔に保とうとするがあまり洗浄力の強いシャンプーを使いすぎたり、必要以上に何度も洗髪を繰り返すなどをして頭皮が乾燥してしまいフケが出てしまいます。脂性のフケは、しっとりとしたフケですが、脂性のフケが多い場合は、脂漏性皮膚炎になっていることが考えられますから、皮膚科への受診をお勧めします。
秕糠性脱毛を防ぐためには、刺激の少ないシャンプーを使い、毛穴のつまりを取り除くこと、そして、マッサージをして頭皮の血行を良くすること、毛根の余分な脂を抑える成分が含まれた育毛剤を使うことが効果的です。
しかし、頭皮に湿疹があるような場合は、皮膚科などの医師の診断を受けるべきですね。
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