末梢神経について
髪が抜け「はげ」になるのは「末梢神経」が関係していることもあります。
末梢神経が関係する「はげ」には、円形脱毛症などがあります。
円形脱毛症の症状としては、ある日突然髪の毛がごっそり抜け、その抜け後が10円、100円、500円玉くらいの丸い「はげ」ができてしまうという症状ですが、頭髪だけでなく眉毛や顎のひげ、腋毛、陰毛などにもできることがあります。
この円形脱毛症の原因として考えられているのが、自己免疫、自律神経異常、そして末梢神経異常です。
肩や首の痛みを訴え、コリを訴える人の円形脱毛症の治療を行う場合、首を支える後頭神経に麻酔注射をするとはげの部分の皮膚温度が上がり、はげが早く治ったという報告から、首の神経の異常が円形脱毛症と何らかの形でかんれんしているのではないかという考え方です。
円形脱毛症は、子供にも起こります。アトピー性皮膚炎の子供に起こったり、ストレスが強い子供に起きたりすることから、自己免疫や自律神経も原因になると考えられています。
このように、ちょっと難しい神経系が原因となっておきる「はげ(円形脱毛症)」は、自分で何とかして治るものではないことが多いようです(子供のストレスの場合は、ストレスを除いてあげることが大切です)。皮膚科などの専門医に相談し、適切な薬などでの治療が必要です。
末梢神経などの異常による「はげ」はちょっと厄介ですね。しかし、普通の「はげ」と違って、医師の言うとおりにしていると「治癒」が望めますから、焦らず、大らかな気持ちで、治療を受けましょう。
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